PythonでSeleniumを使用してWebサイトへアクセスする場合ですが、ドライバーを設定してのWebサイトへのアクセスを簡単な例を挙げて説明します。
以下は、Edgeの場合の例となります。
from selenium import webdriver import os from selenium.webdriver.chrome import service as fs path_driver = os.getcwd()+'\msedgedriver.exe' # ドライバー指定でEdgeブラウザを開く edge_service = fs.Service(executable_path=path_driver) driver = webdriver.Edge(service=edge_service) driver.get('https://www.google.com/')
3行目までは必要なライブラリのインポート文です。
4行目の、os.getcwd()はカレントディレクトリを表しています。
通常、最近はVisualStudioCodeで作業していますが、VSCなどのコードエディターで開いた時などは指定したルートのディレクトリがそれに相当すると思います。
カレントディレクトリについては以下の過去記事でも記載しています。
あらかじめ、そのディレクトリにEdge用ドライバー(msedgedriver.exe)を入れておきます。
Edge用ドライバー(msedgedriver.exe)のインストール手順は以下の過去記事に記載しています。
4行目により、path_driverに、msedgedriver.exeのpathが入ります。
このパスを指定して、5,6行目でdriverの設定をしています。
このdriverを使用して、最後の7行目でdriver.getの後にオープンしたいURLを指定することで指定したWebサイトを開くことができます。
今回の例を実行すると、Google検索の画面が表示されると思います。
以上が、Pythonでseleniumを使用したブラウザのドライバーのインストールとWebサイトの表示までの簡単な例による手順になります。
また、PythonにてSeleniumを活用してスクレイピング、RPA化などを行っていく場合に必要となりそうな内容の記事を一覧として以下にまとめましたのでよかったらご参照ください。
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