
目次
- 1.はじめに
- 2.文字数カウントの基本:LEN関数を使おう!
- 3.応用編:スペースを除いた文字数をカウントする方法
- 4.応用編:特定文字の文字数をカウントする方法
- 5.複数セルの合計文字数をカウントしたい場合
- 6.まとめ
1.はじめに
「Excelでセル内の文字数を数えたい」「文字数制限に収めるにはどうすればいい?」
そんな疑問に答えるため、今回は Excelで文字数をカウントする方法 を解説します!
初心者の方でもすぐに実践できるよう、分かりやすく図を交えながら説明します。
2.文字数カウントの基本:LEN関数を使おう!
LEN関数の使い方
- LEN関数とは?
LEN関数は、指定したセル内の文字数(スペースを含む)を数える関数です。
書式
=LEN(セル参照)
使用例
セルA1に「こんにちは」と入力されている場合:
=LEN(A1)
結果は「5」になります。
実際にやってみよう
- 以下のような表を用意します。

- 文字数をカウントするセルにLEN関数を入力
例えば、セルB1に以下のように入力します。=LEN(A1) - 結果をコピーして他の行にも反映させます。
完成図

ポイント
- 半角文字も全角文字も1文字としてカウントされます。
- スペースもカウントされるので注意が必要です。
3.応用編:スペースを除いた文字数をカウントする方法
SUBSTITUTE関数との組み合わせ
SUBSTITUTE関数は、テキスト文字列の中の指定した文字を別の文字に置き換える関数です(書式:SUBSTITUTE(テキスト, 古い文字, 新しい文字, [番号]))。
スペースを除いた文字数をカウントしたい場合は、LEN関数とSUBSTITUTE関数を組み合わせます。
書式
=LEN(SUBSTITUTE(セル参照, " ", ""))
使用例
セルB2に「お は よ う」と入力されている場合:
=LEN(B2)-LEN(SUBSTITUTE(B2, " ", ""))
結果は「4」になります。
4.応用編:特定文字の文字数をカウントする方法
SUBSTITUTE関数との組み合わせ
同様に、ある特定文字の文字数をカウントしたい場合は、LEN関数とSUBSTITUTE関数を組み合わせ以下のようにします。以下はスペースの文字数をカウントする場合です。
書式
=LEN(セル参照)-LEN(SUBSTITUTE(セル参照, " ", ""))
使用例
セルB2に「お は よ う」と入力されている場合:
=LEN(B2)-LEN(SUBSTITUTE(B2, " ", ""))
結果は「3」になります。
5.複数セルの合計文字数をカウントしたい場合
SUM関数とLEN関数を組み合わせる
複数のセルに入力された文字数を合計するには、SUM関数を使います。
書式
=SUM(LEN(セル1), LEN(セル2), ...)
または、範囲を指定してカウントする場合:
=SUM(LEN(A1:A10))
※範囲指定は Ctrl + Shift + Enter を押して配列数式として入力する必要があります。
上記を入力する場合に、最後にEnterではなくCtrl + Shift + Enter を押して入力します。
6.まとめ
- 基本:文字数を数えるにはLEN関数が便利。
- 応用:SUBSTITUTE関数でスペースを除くなど、より柔軟な操作が可能。
- 活用例:文字数制限のあるデータ入力や、データ分析での簡易チェックに役立ちます。
今すぐ試してみましょう!
Excelを開いて、LEN関数で文字数をカウントしてみてください!
【Excel】ExcelマクロでMessageBoxを表示する方法 - Django Girls and Boys 備忘録
【Excel】Excelマクロで新しいシートを作成する方法 - Django Girls and Boys 備忘録
【Excel】マクロでExcelをPDF形式に保存する方法【初心者向け解説】 - Django Girls and Boys 備忘録
【Excel】Excel でマクロを有効化する方法 - Django Girls and Boys 備忘録
【Excel】Excelで文字数を簡単にカウントする方法|初心者でも分かる関数活用ガイド - Django Girls and Boys 備忘録
【PDF Excel】PDFからExcelへの変換方法:簡単な手順とツール紹介 - Django Girls and Boys 備忘録
【Excel】カレンダーを追加する方法 - Django Girls and Boys 備忘録