Git、GitHubを活用する場合の一通りの方法を残しておきたいと思います。
Gitのダウンロード、インストール方法からはじまって、ファイルの編集作業を実施し、git add、git commitなどを通して編集したファイルのGitへのコミットを行い、その後、GitHubのインストールしてからgit push、マージを通してGitHubのmasterへの反映まで実施、再度編集用にクローンするところまでの一連の流れ一式となります。
単独作業想定により、レビューは除外しています。
目次
- 1.Gitのダウンロードとインストール
- 2.付属ツールGit Bashについて
- 3.ユーザー名とメールアドレスの設定
- 4.ローカルリポジトリの初期化
- 5.ステージングエリアへの登録
- 6.Gitへの登録、保存
- 7.GitHubのアカウント作成方法
- 8.GitHubの公開鍵設定方法
- 9.コミットした内容をgit pushする方法
- 10.git pushした内容をマージする方法
- 11.リモートリポジトリからクローンする方法
まずは、Gitのダウンロードとインストールからです。
1.Gitのダウンロードとインストール
まずはじめに、Gitを使用するためにはダウンロードとインストールが必要になります。
以下がその手順になります。
。
2.付属ツールGit Bashについて
インストールされたものの中にGitBashという付属ツールがあります。
これを使用すると、Windows側でもMacのターミナルとほぼ同様のコマンドが使用できることになります。
これをコマンドプロンプトの代わりに使用する場合として以下に起動方法やそのホームディレクトリ変更方法などを載せています。
3.ユーザー名とメールアドレスの設定
Gitのダウンロードとインストールを行った後は、Gitの設定を行います。
はじめにやっておく設定としてユーザー名とメールアドレスの設定方法は以下となります。
4.ローカルリポジトリの初期化
続いてローカルPC側にてGitのローカルリポジトリの初期化、作成などを行います。
初期化(ローカルリポジトリの作成)のやり方としては以下のようになります。
ちなみに、リポジトリとは、「ファイルやディレクトリの状態、変更履歴などを記録しておく場所」です。英語では、「貯蔵庫」、「収納庫」というような意味です
5.ステージングエリアへの登録
初期化されたローカルリポジトリにてファイルの編集作業などを行います。編集作業終了後にステージングエリア(インデックス)へ登録作業を行います。
「git add」を使用した手順は以下のようになります。
6.Gitへの登録、保存
ステージングエリア(インデックス)への登録作業終了後、そのファイルをコミット(Gitへの登録、保存)します。
コミットによってGitへの登録がなされますが、「git commit」を使用したやり方としては以下のようになります。
ここまでのワークツリー、ステージングエリア、ローカルリポジトリの間の流れを概略簡単に記載すると以下のようになります。
続いて、「git commit」したものを、今度はGitHubのリモートリポジトリ側に登録していく作業になります。
7.GitHubのアカウント作成方法
まずはじめに、GitHubを使用するためには、アカウント作成が必要になります。
その手順は以下のようになります。
8.GitHubの公開鍵設定方法
アカウント作成後、もう1つ必要な作業として、GitHub側との伝送での安全なデータのやり取りのために公開鍵の設定をする必要があります。
この公開鍵の設定方法は以下のようになります。
ここまでの登録、設定などが終了したら、GitHub側が利用可能となっていますので、「git commit」まで実施した内容を「git push」を使用して「リモートリポジトリ」側にあげていきます。
9.コミットした内容をgit pushする方法
その手順としては、以下のようになります。
最後に、GitHub側にログインしてリモートリポジトリ側に「git push」された内容のプルリクエストとマージを行います。
10.git pushした内容をマージする方法
その方法は以下のようになります。
ここまでで、master側へのマージまでが終了したことになります。
再度、このmasterを元にローカル側で修正を行いたいような場合には、「リモートリポジトリ」のmasterデータからクローンを行います。
11.リモートリポジトリからクローンする方法
クローンを行ってローカル側に持ってくる方法は以下のようになります。
ここまでで作業内容が1周したことになりますので、この先は、再度、これまでの手順のはじめの方にあった、編集作業と「git add」あたりに繋がって繰り返していくことになります。
これらの一連の流れを概略図示すると以下のようになります。
概略図示ということで多少感じが違うところもあるかもしれませんがご容赦ください。
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