Googleの対話型AI「Bard」も「ChatGPT」と同様、大規模言語モデルに基づく対話型AIです。
現時点では試験運用中ですが、すべての機能が無料で利用できます。
ChatGPTは画面の日本語対応はまだですが、Bardは日本語対応されました。
以下の記事にて「Bard」のはじめ方、使い方については記載しました。
ここでは、現時点での「Bard」の機能についていくつか紹介していきたいと思います。
目次
1.他の回答案を表示
「Bard」の」機能の1つですが、「Bard」にあって「ChatGPT」にはない機能として「他の回答案を表示」という機能があります。
以下のように回答が表示された画面で右上にある「他の回答案を表示」をクリックすると他の回答案が表示されます。
以下のように表示されますので回答案2、3とクリックすることで他の回答案を見ることができます。
2.Gmailのメール作成
「Bard」には「Bard」の回答からGmailのメールを作成するという機能があります。これも現状の「ChatGPT」にはない機能です。
以下のようにメール作成の依頼メッセージを入力し右側にある送信マークをクリックします。
そうすると送信用のメールを作成してくれます(内容の良し悪しは別として)。
そこで、左下にある「回答をエクスポート」というマークをクリックし、表示されたメニューの中の「Gmailで下書きを作成」を選択します。
そうすると、以下のように「新しいメールを作成しました」というメッセージが表示されます。そこで、その横に表示されている「Gmailを開く」をクリックします。
そうすると、以下のようにGmailにて作成されたメールが表示されます。
同様に1つ前の画面で「Googleドキュメントにエクスポート」をクリックするとGoogleドキュメント側にエクスポートすることもできます。
3.PythonのコードをGoogle Colabへエクスポート
「ChatGPT」同様「Bard」でも質問の回答としてコードの出力ができます。
「Bard」では回答後のコードをGoogle Colabへエクスポートすることができます。
以下は「Bard」に1から10までの合計を求めるPythonコードを回答してもらったところですが、一番下に「このコードをColabにエクスポートする」というメッセージが表示されますのでここで「OK」をクリックします。
そうすると、以下のような表示となりますので「回答をエクスポート」をクリックします。表示された中の「Colabにエクスポートする」を選択します。
以下のようなメッセージ表示となりますので「Colabを開く」をクリックします。
これにより先程のコードが入ったGoogle Colabが表示されます。
4.スマホからアクセス
これは「Bard」でも「ChatGPT」でも共にできますが、スマホからアクセスすることもできます。
スマホからアクセスする場合もGoogleアカウントでログインします。
以下がアクセスした初画面になります。
あとは同様です。