TOEICの点数取得に苦労している人は結構いますので今回は「スコアアップにつながるTOEICの効率的な勉強法」の一例について基本的なことから載せていきたいと思います。
目次
1.現在地を知る
まずはじめにやらなければいけないことは自分の現在地を知るということです。
現在地を知って目標と比較して自分がどの位置にいるかということと、いつまでにその目標に到達したいかによって今後のやるべき内容やスケジュールが変わってきます。
そのためには、一度
「TOEIC公式問題集」
を使って本番形式の問題を解いて、現在のスコアを確認し、目標との差異や目標到達までの希望期間によってスケジュールを立てます。
2.問題形式を知る
受験や英検ではなく、「TOEIC」のスコアを上げたいのであれば、TOEICの問題形式を知ることが非常に重要です。
問題形式自体は試験ごとに変更されませんので、その形式を知り、対策を立て、反復練習することが重要です。
TOEICの場合、Part1~Part7までそれぞれの問題形式がありますので、Partごとに基本的なことから習得し反復練習していきます。
初心者~中級者レベルで600点~730点を目指す人には
「はじめて受けるTOEIC(R)L&Rテスト 全パート完全攻略」
あたりがおすすめです。
各パート別の攻略法が丁寧に解説されています。
もう1つおすすめなのが、
「TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術」
です。
11日間でTOEIC対策ができるということでTOEICテスト直前でもある程度対策が可能ということと、得点を挙げやすいパート順で対策できるようになっているということがあります。
3.TOEIC頻出単語の習得
TOEICの点数が思うように上がらない人に共通することの一つに出てくる単語が分からないということがあります。
TOEICの場合には、ビジネスや日常会話などから多く出題されますので、出てくる単語も受験や英検とは異なる内容のものとなります。
そのため、TOEIC用の単語を覚える必要があります。
TOEIC用の単語習得のためにおすすめなのが鉄板の
「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ」
です。
これはTOEICによく出る単語に特化した収録となっており、かつ、600,730,860,990点とレベル別の収録となっていますのでどのレベルの人でも非常にやりやすく効率的に習得できるのではないかと思います。
4.音読のすすめ
受験英語でもそうですが、それぞれの出題形式に近いような内容の文章を繰り返し音読することは非常に重要です。
自分の口で言って耳で聞くことによって、頭の中で自然と英語での言い回しに慣れることでリスニング時に英語を聞き取りやすくなり、リーディング時のスピードもアップします。
結果としてリスニング力、リーディング力のアップにつながります。
これについては英語の感覚自体が養われますのでTOEICに限らず一般的な英語力向上にもつながります。
受験の時は、「英文解釈の技術」や「ポレポレ」などで毎日のように繰り返し音読していました。
5.多読のすすめ
これも同様でよく言われていることですが、英語を母国語として日常触れている人は普段の生活の中で話をしたり文章を読んだりすることでリスニングやリーディングができるようになっていきます。
それに近いような状態を行うためには多読によるトレーニングが有効です。
TOEICの場合でよくあることの1つに長文読解が時間内に読み切れないなどがありますが、多読によるトレーニングによって速読力の向上を図ることができます。
6.簡単な問題を落とさない
最後にもう1つ重要なことは簡単な問題を確実に得点していくことです。
TOEICの場合、簡単な問題も難しい問題も1問ごとの配点は同じです。
Part1,2の簡単な問題や基本的な文法さえ身に付けていれば解答できるPart5あたりは確実に得点していくことが重要です。
文法問題におすすめなのが、
「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」と、
「1駅1題 新TOEIC TEST文法特急」
です。
前者は「金フレ」の著者が書いている人気の文法書で各書店で1位を獲得し続けています。
後者は、実際の試験に出やすいものだけが入れられているということと550,730,900点とレベル別にまとめられているのでどのレベルの人でも非常にやりやすく効率的に習得できるのではないかと思います。
問題形式演習でのリーディングとリスニングでおすすめなのは、
「TOEICテスト新形式精選模試リーディング2」
「TOEICテスト新形式精選模試リスニング2」
です。
ややレベルが高めですが、両方とも100問*5回の問題に丁寧な解説と解き方の手順がついています。
7.オンライン英会話
上記は独学での勉強法となりますが、途中で挫折しやすい人にはコーチングによるオンライン英会話などもおすすめです。
コーチングによるオンライン英会話では、少し前に紹介したもので受験期に「Nextage」、「Forest(EverGreen)」、「英文解釈の技術」などの英語教材でお世話になった桐原書店などが行っている
「Kirihara Online Academy」
によるオンライン英会話などがあります。
同じく受験期にお世話になった人も多い
「スタディサプリ」
などもオンライン英会話を行っていますのでそれらを検討してみるのもいいかもしれません。