最近使用しているPCの1台に問題が発生しインターネット接続ができなくなりました。
「プライマリDNSサーバーと通信できません」というエラー内容があり、DNSサーバーとの通信がうまくいっていないということだったので前回の記事でその場合の代替方法としてGoogleが提供しているGoogle Public DNSというサーバーにDNSサーバーを切り替えるという内容を紹介しました。
今回はその続きなのですが、復活していなかった元のDNSサーバーとのやり取りが復活したというものです。
非常に単純な話だったのですが、意外によく知らなかったので備忘録として書き残しておきます。
最終的に復活することができた方法は、「PCを再起動する」ということでした。
こんなことをやっていなかったのかというところもありますが、自分たちの中では暗黙に「再起動」より「シャットダウン&起動」の方がよりよいもので、再起動で行われることも含めてやってもらっているものだと思っていました。
そのため、「シャットダウン&起動」は何回もやっていたのですが、「再起動」は1回もやっていなかったのだと思います。
そこで再起動とシャットダウンの違いになるのですがおよそ以下のような内容になります。
電源を入れてからWindowsが起動するまでのプロセスには、以下のプロセスがあります。
(1)①BIOS(Basic Input/Output System)の起動
(2)POST(Power On Self Test)の実行
(4)デバイスドライバのロード・初期化
(5)ログイン
(6)ユーザープロファイルのロード
これらの項目についてですが、「再起動」の場合には(1)~(6)の項目すべてを実施しますが、「シャットダウン&起動」では高速スタートアップするために「④デバイスドライバのロード・初期化」のプロセスが短縮されます。
「シャットダウン」の場合の起動では高速スタートアップとなるため「④デバイスドライバのロード・初期化」を行わずに起動するため動作が不安定になることもあるようです。
「シャットダウン」後に周辺機器などのデバイスに変更が生じた際には、不具合が発生する可能性があるということです。
そのため、パソコンの動作が遅い、ネットワークが繋がらないなど不安定な時は、「再起動」した方がいいようです。
思い返してみると、その日のAMあたりまでは接続できていたのですが、一度シャットダウンした後からつながらなくなったという感じだったので「再起動」ではなく「シャットダウン」をしただけだったので何かしら通信関係のデバイス?か何かに問題が発生した状態となり、その後の数回の「シャットダウン」では解決せずに「再起動」したことで復旧」することができたということになるのかもしれません。