【Python Selenium】EdgeのI.E.モード操作の事前準備での設定

PythonでSeleniumを使用してWebサイトへアクセスする場合ですが、ブラウザとしてEdgeを使用する場合の例は以前以下のような過去記事で記載しました。

先日、I.E.のサポートが終了しましたが、システムによってはI.E.でアクセスしなければというシステムもまだ残っていると思います。

今回はEdgeのI.E.モードでドライバーを設定してWebサイトへアクセスする場合に必要なブラウザ側の設定について説明します。

EdgeのI.E.モードの場合は、通常、I.E.側で以下のような設定をしておかなければなりません（すでにI.E.自体はサポート終了していますが）。

１つめは、「インターネットオプションのセキュリティの保護モード有効設定」です。

以下のように、I.E.の右上の設定（歯車マーク）の「インターネットオプション」を選択します。

次に、以下のように「セキュリティ」タブを選択します。

その中の下部にある「保護モードを有効にする」にチェックを入れます。

これを、「インターネット」、「ローカルイントラネット」、「信頼済サイト」、「制限付きサイト」の４つについて行い「OK」をクリックします。

２つ目は、「インターネットオプションの詳細設定の拡張保護モード有効設定」です。

先程と同様に、I.E.の右上の設定（歯車マーク）の「インターネットオプション」を選択します。

続いて、以下のように「詳細設定」タブを選択し、その中の「拡張保護モードを有効にする」のチェックをはずします。

その１つ上の「拡張保護モード６４ビットプロセッサ設定」も３２ビット版か６４ビット版かによってあわせた設定が必要とあった時もありましたが今は必要ないのではないかと思います。

最後の３つ目が、拡大率の設定です。

デスクトップ上のディスプレイの設定とI.E.のブラウザの拡大率の設定の2箇所を設定します。

まず、デスクトップ上で右クリックし、ディスプレイの設定を選択すると以下のようなウインドウが表示されます。

この中の「拡大縮小とレイアウト」の拡大率の設定を「100%」にします。

次に、I.E.の右上の設定（歯車マーク）の「拡大」を選択し100%を選択します。

これで事前準備での設定は終了です。

これらの設定に関しては、時と共に変わっていったり必要なくなっていったりしますのであくまで参考用になります。

実際に、コード記載してのドライバー設定、サイトへのアクセスを次に記載します。