Mapboxは、アメリカ合衆国で2010年に設立された地図プラットフォーム提供会社でリアルタイムで更新されるライブロケーションマップを備えたプラットフォームを提供しています。
提供するマップは簡単にUnity上に取り込むことができるものです。
・ソースはOpenStreetMapというフリーの地図作成プログラムを元に作成
・アクティブユーザーが月25,000人までであれば無料利用可能
ということで基本的には無料で使用可能な地図情報サービスです。
Unity上へのマップの表示やそのマップ上への建物表示、地形の表示変更などができるものです。
目次
Mapboxの導入手順
おおよそMapboxを使うための手順は以下のようになります。
1.Mapboxアカウントの作成(無料)
まずは、Mapboxのアカウントを作成します。Mapboxのアカウントは無料で作ることができます。
以下の公式サイトの「サインアップ」ボタンをクリックし、名前やメールアドレス、パスワードなどの必要事項を入力します。
2.Mapbox SDKダウンロード
次に、Mapbox SDKをダウンロードします。
にアクセスし、「SDKをインストールする」をクリックしダウンロードします。
3.Unityで新3Dプロジェクトを作成
続いてUnity側でMapboxから地図データをインポートするための新プロジェクトを作成します。
4.Mapbox SDKをプロジェクトにインポート
Unityのメニューの
①「Assets」
②「 Import package」
③「Custom Package」
からMapboxSDKをインポートします。
5.アクセストークンを設定
https://account.mapbox.com/auth/signin/?route-to=%22https://account.mapbox.com/access-tokens/%22
にアクセスし、Mapboxアカウントでサインインして「create a token」(トークンを作成)をクリックし、今回プロジェクト用の名前を入力してアクセストークンを入手します。
入手したアクセストークンをUnity上に入力し設定を完了します。
個人開発などでUnity上のアプリ開発に実際の地図データを活用したい場合には基本的に無料で簡単に導入可能なMapboxはおすすめです。