Unityで必ず行うことに作成したオブジェクトへの色の設定というものがあると思います。
ここではオブジェクトを作成して色を設定する場合の基本的な方法について説明していきたいと思います。
初心者向けということで、簡単な例として球を作成してそこに色設定をしていきたいと思います。
目次
1.球(Sphere)の作成
はじめに、球の作成方法になります。
球の作成方法は以下の通りです。
1.ヒエラルキーウインドウ内の「+」をクリックすることでプルダウンメニューを開きます。
2.その中に表示されている「3D Object」の中の「Sphere」を選択します。
これにより「Sphere」(球)が作成されてヒエラルキーウインドウ内に表示されます。
2.マテリアル(Material)の作成
次に、生成した球に色をつけるためにマテリアルを作成します。
先程と同様、今度はプロジェクトウインドウ内の「+」をクリックすることでプルダウンメニューを開きます。
その中に表示されている「Material」を選択します。
これにより「Material」が作成されてプロジェクトウインドウ内に表示されます。
マテリアルの名前は初期設定では「New Material」となっています。
なんでもいいのですが、今回は「Color」と変更しています。
以下が生成後の画面例です。
3.マテリアルへの色の設定
作成したマテリアルに色を設定します。
プロジェクトウインドウ内のマテリアルを選択してインスペクターウインドウ内のAlbedoの横の色表示エリアをクリックします。
色指定用のウインドウも開きますのでその中のRGB欄などに色設定します。以下では、(R,G,B)=(0,0,255)として青に設定しています。
4.マテリアルの球へのアタッチ
最後に作成したマテリアルを球にアタッチします。
プロジェクトウインドウ内のマテリアル「Color」をヒエラルキーウインドウ内の球にドラッグ&ドロップします。
これで作成した球の色がマテリアルで設定した色に変わります。
以下では、選択した球(Sphere)のインスペクターウインドウ内に「Material」が追加され、その中の色の設定が青になっています。
実行すると球が青色に浮かび上がっています。
(背景は今回の内容とは関係なく、別途空を設定したものです)
以上が、Unityでのオブジェクトの作成と色の設定方法例の説明になります。