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Python、Selenium、Django、java、iPhoneアプリ、Excelマクロなどで気付いたこと、覚えておきたいことなどを載せていきます。

【Excel】ファイルを保存して開いたらグラフや数式、シートが消えた時の原因について

データが入ったExcelを開いてそのデータを元にグラフや数式、別シートなどを作成してやっと終わって保存して一息ついて開いてみたらグラフや数式などが消えていたということはありませんか。

 

 

 

1.主な原因

 

非常にあせると思いますが、原因として一番多いのは「ファイルがCSVファイルだった」というものです。

 

自分で作成したファイルであれば気づくと思いますが、人からもらったファイルやどこかから送られてきたファイルだった場合に、あまり注意せずにクリックするとExcelで開けてしまうのでExcelファイルと同様に作業したりするのですが、最後に保存するときに型式を変更せずに保存すると再度開いたときにいろいろと消えていたということになります。

 

保存する時に「csvとして保存すると機能の一部が失われる可能性があります」のようなメッセージが出ることがありますが、実際にやってみるとこのメッセージが出ない?場合もあるようでその場合にはさらに気づきにくくなります。

 

2.CSVファイルとして保存した場合の処理内容

 

結果として、CSVファイルを保存した場合には、

 

グラフや数式は保存されない

シートは保存時にアクティブになっている(表示していた)シートのみが保存される

セルの書式(文字の大きさや文字色、背景色)は保存されない

 

のようなことになります。

 

3.消えないようにするための対応方法

 

そのため、CSVファイル読み込み後にグラフやセルの書式変更など行う場合には一旦Excelファイルに変更してから行うようにしましょう。

 

 

以上が、ファイルを保存して開いたらグラフや数式、シートが消えた時の原因と対応方法になります。