Django Girls and Boys 備忘録

Python、Selenium、Django、java、iPhoneアプリ、Excelマクロなどで気付いたこと、覚えておきたいことなどを載せていきます。

【Unity】LoadScene関数を使ったシーンの読み込み方法


Unityでは、SceneManager.LoadScene関数を使ってシーンを簡単に読み込むことができます。これはゲーム内の異なる部分やステージ間を移動するのに非常に便利な方法です。

 

 

 

目次

 

 

1.シーンの作成

 


まず、Unityのエディタで読み込むシーンを作成します。これを行うには:

プロジェクトビューで「Assets」フォルダを右クリックし、「Create」→「Scene」を選択します。
新しいシーンを名前を付けて保存します(例:GameScene)。

 

 

2.シーンの追加



次に、読み込むシーンをビルド設定に追加します。これを行うには:

メニューバーで「File」→「Build Settings」を選択します。
"Scenes In Build" セクションにある「Add Open Scenes」ボタンをクリックして、作成したシーンを追加します。

 

 

3.スクリプトを作成



シーンを読み込むために、C#スクリプトを作成します。プロジェクトビューで「Assets」フォルダを右クリックし、「Create」→「C# Script」を選択してスクリプトを作成します。名前を付けます(例:SceneLoader)。

 

 

4.スクリプトの編集

 


作成したスクリプトをダブルクリックして、エディタで開きます。以下のコードを追加してシーンを読み込む処理を書きます:

 

using System.Collections;
using System.Collections.Generic;
using UnityEngine;
using UnityEngine.SceneManagement;

public class SceneLoader : MonoBehaviour
{
    public void LoadGameScene()
    {
        SceneManager.LoadScene("GameScene"); // "GameScene" の部分を読み込むシーンの名前に置き換えます
    }
}


このコードでは、LoadGameSceneメソッドを作成し、SceneManager.LoadScene関数を使用して "GameScene" という名前のシーンを読み込んでいます。

 

必要に応じてシーン名を変更してください。

 

 

5.UIボタンの作成

 


最後に、ゲーム内でシーンを読み込むためのUIボタンを作成します。これはプレイヤーがボタンをクリックすることでシーンを切り替えるための手段です。

 

Hierarchyビューでボタンを作成します。

+のプルダウンメニュー→UI→Legacy→Buttonを選択してボタンを作成します。


ボタンを選択し、Inspectorビューで「OnClick」イベントで「+」クリックして追加します。

ボタンの「None (Object)」フィールドに、先ほど作成したスクリプトをアタッチしたオブジェクト(通常はゲームオブジェクトにアタッチされた空のGameObject)をドラッグします。


その上のドロップダウンメニューから SceneLoader スクリプトを選択し、SceneLoader -> LoadGameScene() を選択します。


これで、UIボタンをクリックすると指定したシーンが読み込まれるようになります。

 

 

以上がUnityでシーンを読み込む基本的な手順です。

これを実行すれば、ゲーム内でのシーン遷移が簡単に実現できます。