PC内のHDDやSSDのドライブの空き容量はエクスプローラで確認できますがネットワークハードディスク(NAS)の空き容量はそのままでは確認できませんでした。
PCの移設が必要になってネットワークハードディスク内に一時的に退避させようかと思った時に空き容量がわからず困ったことはありませんか。
そのような時にネットワーク機器のツールなどを使わずに確認する方法を説明していきたいと思います。
目次
1.エクスプローラによる方法
1つ目の方法はエクスプローラを使用する方法です。
ネットワークハードディスクの空容量を確認する場合にはエクスプローラを使用してネットワークドライブに割り当てるのが簡単ではないかと思います。
以下のように「PC」表示を右クリックしてその中の「ネットワークドライブの割り当て」を選択します(Windows10の場合)。
表示されたウインドウで、フォルダーのプルダウンメニューか参照から対象のドライブを選択します。
パスワードを求められた場合には入力します。
割り当てが完了すると以下のようにエクスプローラ上で空き領域が表示されます。
2.コマンドプロンプトによる方法
エクスプローラを使用する方法以外ではコマンドプロンプトを使用する方法があります。
この場合まずは、以下のようにWindowsメニューから「Windowsシステムツール」の中の「コマンドプロンプト」を選択します。
表示された「コマンドプロンプト」のウインドウに、以下のように「dir」コマンドに続けて対象のネットワークハードディスクの共有フォルダを指定します。
ネットワークハードディスクの共有フォルダは、以下のようにエクスプローラ上で「ネットワーク」内の対象機器を表示させてその中の共有フォルダを選択することでアドレスバーに表示されたアドレスをコピーして貼り付けるのが早いのではないかと思います。
これを実行することで、表示された最後に以下のように空き領域の表示がされます。
以上がネットワークハードディスク(NAS)の空き容量を表示させる方法になります。